バルタン星人(ギガンティックシリーズ)
バルタン星人(ギガンティックシリーズ) このページでは、少年リックで販売されていたギガンティックシリーズ「バルタン星人」に関する情報をまとめています。 バルタン星人とは? バルタン星人は「ウルトラマン」第2話「侵略者を撃て」に登場した怪獣です。数多く存在するウルトラシリーズの怪獣の中でも特に知名度が高い人気怪獣として知られています。セミに似た顔やザリガニを連想させる大きなハサミ状の両手を持つ怪獣ですが、実は「高度な知能」も備えています。厚さ20センチの鉄板を簡単に切断出来る両手、マッハ5で高速移動出来る飛行能力、1万メートル先の米粒も視認出来る視力に加えて、瞬間移動能力を所持しているというチート能力持ちの怪獣となっています。ウルトラマンの敵である事、さらに初登場時のタイトルから、地球侵略を目的に地球にやってきた異星人というイメージを持たれがちですが、実は故障した宇宙船の修理のために地球を訪れただけだったりします。ですが、地球に降り立ち、環境の良さに気付いてしまった事がきっかけで、結局地球侵略を決意する事になります。バルタン星人は、ウルトラマン第2話の単発だけではなく、様々なウルトラシリーズに登場している怪獣だった事もあり、円谷プロが50周年記念に行った「ウルトラ怪獣総選挙」では見事第2位を獲得しています。 バルタン星人が登場する第2話の監督・脚本を担当した飯島敏宏氏によると、バルタン星人は科学や経済が発達した人類の未来の姿を映した反面教師だという事です。同氏は(後発で)悪役として描かれたバルタン星人は認めない、バルタン星人に悪役をさせたくないといった発言を残した事はファンの間では有名となっています。その影響からか、ウルトラマンとは別世界である「ウルトラマンコスモス」や「ウルトラマンマックス」では、人類に友好的に接するバルタン星人が登場しています。また、バルタン星人の別名である「宇宙忍者」は後付された別名であるといった様々なエピソードを持つ怪獣でもあります。